翻刻
【右丁】
大久保 石川 鳥居 内藤
植村《割書:出羽守》 植村《割書:帯刀》 安部 渡辺
【左丁】
大久保 付 治右衛門忠佐 藩翰譜 四之中
相模守藤原の忠隣は栗田【粟田ヵ】関白道兼公五代の後胤下野の
国乃住人宇都宮左衛門尉朝綱か末葉也後醍醐天皇の
御時朝綱か九代の孫美濃将監泰藤官軍にしたかひ
新田左中将義貞朝臣うたれたまひし時越前の国を
おちて三河国に来り住し宇津野入道蓮常と名乗
《割書:並合記を考ふるに朝綱か子孫左衛門尉何某新田世良田の人々とおなしく後》
《割書:醍醐天皇第九の皇子半良親王の御子良王にしたかひ奉る宮は永号【ママ】》
《割書:五年鎌倉の執事上杉かためにさかし出され玉ひて下野の国落合の城を》
《割書:おち信濃国木曽の山家に忍はせ玉ひ同く七年の冬三河国へうちこへんとて》
《割書:並合に至らせ給ひしに飯田小駒場かためにおそわれ世良田桃井の人〳〵【ママ】に》
《割書:十一人枕をならへて戦死すそのひまに宮をは宇都宮御供して三河国に》
《割書:入まいらせこれよりして尾張の国津島牧野の城にうつし奉る御供の》
《割書:人々こと〳〵く尾張三河の国〳〵【ママ】にととまりすむ宇都宮か一族同く甚四郎》