翻刻
【右丁】
廿二日二十歳にて世を早ふす彼所領を以て重綱にかへ
しあたへらる重綱承て忠綱か舎弟吉綱に《割書:半之丞|と申也》下し
給事を望しに其請に任らる吉綱十三歳にして舎兄
忠綱か遺領を給て将軍家に仕奉り寛永十九年十月
御書院番組頭になされ慶安三年九月御扈従組番頭になさ
れ叙爵し承応三年七月御書院番頭に移る万治二年
留守居職掌り《割書:御留守居衆|と世に申也》寛文元年十一月八日大坂御城番
と成て所領加らる《割書:和泉国おはてらの地|三千石を領す》同八年六月十九日
卒す六十歳子息越中守正綱つく
【左丁 白紙】