翻刻
男 すつぽん水性(みづしやう)
女 川虎頭水性(かつぱのあたまのみづしやう) 吉
【上段】
かつぱのあたまの
水しやうは川はたに
えんあるゆへちや
みせなどをいだして
とせいゝたしてかつぱの
へのやうなちやをきやく
にのますゆへぜに
もうけもなくそのうへ
人のしりへついてまはる
しやうにてやたら
人をうぬがところへ
ひきずりこみたがる
うまれつき
なれば
いつ
しやう
あたまのあがる
せはなしもし
おとこのすつ
ぽんの水しやうの
ゑんをくまばどうきあい
もとめよきことあるべし
ずいぶん川うそを
まつりてよし
とかくせけん
よりは
しりの
こぬ
よう
じんを
せぬが
かん
じん也
〽おめへ
川うそばかり
つきなさると
おいらをすつぽんと
ふかいところへ
はめそうな
こと?だ
《箱:御やすみ所》
《箱:御せんじ?ちや》
【下段】
〽お月さまと
いやうつくしい
おッこちを
もつて
ござるすつぽん
さんにやァ?
わつちらは
はがたちや
せんから
ほんの
かた
おもひ
さ