みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

三世相出雲當座帳 上下冊 - 翻刻

三世相出雲當座帳 上下冊 - ページ 19

ページ: 19

翻刻

男 下駄木性(げたのきしやう) 女 雪駄金性(せつたのかねしやう) 凶 おとこげたの木しやうはとかく せにかねのげたをはくことが すきにてひよりのよきとき げたをはいてあるきいつたい こゝろあてかりにも人をぶち ちやうちやくしいぬのあしを ふみたるむくひにてあまり そゝつてげたのはをかくを すりげたをはやきみそに ゑんあるゆへいつしやう びんぼうでくらすうまれ なりせつたのかねしやうは たゞちやら〳〵とくちをきくが のうにていつたいしりがおも ければひきずりおんなの くせにこれもこゝろあてにぢごく のかゞみをみろなどまだは ぞうりかくしなど されたり人をなぐさみたる むくひにていぬに 《箱:四》 くいくられてはきだめへ うつちやらるゝことあり せつたはうらにかはのつきて あるものゆへとせいは ぞうりわらじを つくりてとせいとす しがないくらしなり 男 〽おらァひやめしぞうりや  わらじとちがつて人にはきのめ  されたことがねへ 女 〽いかにぞうりわらじを  つくるとてひやめしぞうりの  みのうへだからかねはあれど  ちやら〳〵とおとのみでやくにたゝず     ほんにこまつたものだ ○げたとぞうりのふうふはびつこの ゑんにしていくらかせいでもあるくに らちがあかぬゆへじきにびんぼうかみに おひつかれていつしやう人にはかるゝ てやいにてねからあたまのあがるせはなし