能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 20

ページ: 20

翻刻

の一ツにて山御同躰の御神にて御神躰は石なり 誠に此御旅祭の行粧は多の祢宜神主美々敷馬 上にて神輿を供奉し長途の行啓の壮観也 又毎年十一月中の巳の日は鵜祭とて昔は代々の帝 より勅使有て四方にかくれなき御祭礼なり同国 鹿嶋郡中山の郷鵜浦村ゟ鵜を取て捧く一宮迄 拾壱里道の程あり道すから勧進す所口本宮にて 卯の日新鍋の祭礼とてあり夫より良川村の宮 にて一宿し巳年の日一宮にて清見の祓有丑の刻 に神前へ鵜をはなつ鵜おのつから本社の階を登る 戸帳の前にて羽たゝきして跪し所をとらへて 海へはなつ此鵜極て越後の国中山の神社能生 権現の礒に寄る其時能生権現の祭礼也此謂は 近き浦もあるへきに遠き鵜浦ゟ鵜を捧る事 或時北嶋の女神此鵜の浦の礒へ寄給ふて一宮の 御神と夫婦になり給ふ其後御中悪敷なり給ひて 女神又越後の能生へ飛ひ給ひて有社地なり 跡をたれ給ふ能生権現も中山の郷な中山の神社