能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 23

ページ: 23

翻刻

といへり 又芝垣村は一ノ宮より往来拾四五町にあり茶屋助左衛門 とて古百姓有昔芝原将監といひし郷士ありしとて 廓跡は南の山にあり館中将監ともいへり至希 富貴にして仏神信仰の人なり色々奇得あり て常は山水の風景を好み領内に江近は景をう つし又は内外のい勢の神垣勧受せし処とて 東の山中に所々あり此礒三町計沖に長川嶋とて 風景の嶌有て今は七面明神の堂あり江州 うきみ堂の風景のよし本尊七面御神躰此海 より揚給ふ石躰にて寄【奇か?】瑞あり則村に本成寺とて 法花宗有支配也又芝原将監は瀧谷妙成寺開基 旦那にて法名法光日恵大居士と号して瀧谷開 山堂に位牌等あり則妙成寺開山日乗上人の伯父にて 上人は此家にて御出生の由又瀧谷は此芝垣村ゟ 山手へ入なり拾町余あり一ノ宮より弐拾五丁余有 瀧谷村は不残妙成寺の地領也