能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 34

ページ: 34

翻刻

あり道せはく駄荷物は通かたし又神代村も此 川尻より川上拾町あり神代の神社立給ふ 此村は三神代とて加賀に神代村越中に神代(カミシロ)村 能登に神代(カクミ)村とて同し文字也惣して此 辺を四家といふ     恐敷谷は隠して霞かな 又福浦通りは安部屋村経て行なり川尻 と安部屋の間町村とて有廓跡あり城主 筋目に武右衛門と云百姓あり安部屋村は船の 掛間あり例崎に弁天の社抔あり風景也此村 に津兵衛といふ者あり先祖は尾州住人服部 土佐守とて大《見せ消ち:閣|閤》秀吉公の時壱万石給りし 御朱印等持伝へり其外小酒屋抔とて船持有 町端にカン〳〵石とて鏡のことくなる石あり 又福浦村は川尻より三里有間に百浦村枩 戸村赤住村とて有船の懸り間抔あり