能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 35

ページ: 35

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又福浦村は北国の間所に夏中数百艘の船不 絶家数百軒計有て船問屋抔はんしやうたり 大間の外に水の間とてあり何れも間の縁 に家居して有浄土真宗弐ヶ寺あり是にも 間の上崎に灯明堂ありて此辺面白き所なり 又水の間とてあり不_レ見の間と書よしあらわ に見へぬゆへなり高【寺?】に盗人穴とて有又少し行は 鷹巣嶌とてあり岨敷小嶋也礒に瀧有鷹 巣の不動とて霊像あり此所は昔 目納(メノウ)左衛門とて 郷士住し跡ありしに岸崩て名のみ残れり 此浜を錦の濱とて小貝抔交り美敷砂あり 壁抔にぬりてよし又牛下村も続きなり礒に 機具石とて有其形ちさなから織機具にて わさ〳〵石工の作とも是程にはありへからす 其上浪の寄るありさま此辺り云語にも 断したる所なり     織姫のたてしや磯のはた具岩      あやおりかくる浪のかす〳〵