能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 58

ページ: 58

翻刻

卿書給ふ後醍醐天皇の勅額惣持寺とかきたる あり又五院塔司にも色々宝物霊像あり普蔵 院に井戸よりあかり給ふ霊像の荒神あり覚王 院に大徴和尚の龍神より捧し袈裟あり永 禅寺本尊観音はかな川の御神躰のよし其外 什宝多し 本山開基栄山和尚二世峨山和尚又五院は普蔵院 開山は大源和尚妙高庵は開山通幼和尚洞川庵 は開山は無端和尚伝法庵開山は大徴和尚如意庵 は実峯和尚開山なり此五院の開山血脈の法類 ゟ一院毎年八月十五日に輪番に壱ヶ年当り住職有 るなり十二ヶ月《見せ消ち:則|割》合を以本山へ方丈入室あるなり 此日諸国より人集賑敷事也開山栄山和尚は御諱 は紹瑾と申て御出生は越前国多弥の郡にて御 姓は藤原氏也御母夢に日光□告て孕躰あり しより御誕生也十三才にて同国永平寺にて 御祝髪あり夫より加州大乗寺におゐて義介徹 通和尚に大悟あり法の御弟子となり正中二年