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翻刻
【右丁】
子持海苔(こもちのり)の伝(でん) 柚子羊羹(ゆずようかん)の伝(でん) 思案麩(しあんぷ)の伝(でん)
鯨慈姑(くじらくわゐ)の伝(でん) 金糸牛蒡(きんしごぼう)の伝(でん) 菊豆腐(きくとうふ)の伝(でん)
松前巻(まつまへまき)の伝(でん) 芋(いも)しんじよの伝(でん) 雁賽(がんもどき)の伝(でん)
紅毛和(おらんだあへ)の伝(でん) 朝鮮煮(ちやうせんに)の伝(でん) 龍眼松茸(りうがんまつたけ)の伝(でん)
笋巻(たけのこまき)の伝(でん) 焼八杯(やきはちはい)の伝(でん) 琥珀豆腐(こはくとうふ)の伝(でん)
玉章豆腐(たまづさとうふ)の伝(でん)
以上三十七/種(しゆ)
目録終(もくろくをわり)
【左丁】
拵方伝書(こしらえやうでんしよ)
水(すい)せん巻(まき)
一 すいせん巻(まき)は素人料理(しらうとれうり)に甚拵(こしらへ)がたきもの也/手加減(てかげん)
第一(だいいち)のことなれどもいく度(たび)もこしらへ見るときは自然(しぜん)と覚(おぼゆ)るもの
なり多少(たせう)は分量(ぶんりやう)あるべしたとへば葛(くず)壱合の割(わり)にして
一 葛(くず)壱合 一/砂糖蜜(さとうみつ)五勺 一/水(みず) 五勺也
此(この)砂糖(さとう)廿五匁也/水(みづ)五勺(ごしやく)ほど入れせんじ蜜(みつ)と水とあは
せて二合ほどなり
紅色(あかいろ)は鍋(なべ)壱/枚(まい)に紅目方(べにめかた)三トほどとき紅(べに)の水(みづ)にて