東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

料理通 - 翻刻

料理通 - ページ 124

ページ: 124

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【右丁】  処(ところ)は小豆(あづき)の煮汁(にしる)へ丹(たん)を少(すこ)し入れてその上(うへ)へのべ蒸籠(せいろう)に入れて  蒸(むし)あげる也/扨(さて)皮(かは)には銀(ぎん)の箔(はく)をおしうすく葛(くず)をすき皮作(かはつく)  りにすべし尤(もつとも)竹(たけ)にて庖丁(はうてう)を拵(こしらへ)鋸(のこぎり)のごとく刃(は)をつけおき作(さし)  身(み)に切(きり)つくるべしかいしきは四季(しき)もはからひ 酢味噌(すみそ)  辛子(からし) 山葵醤油(わさびせうゆ)  砂糖蜜(さとうみつ)にて出(いだ)すなり  かつを 比目魚(ひらめ) 各(おの〳〵)その好(この)みにまかせて拵(こしら)る也    薯蕷饅頭(じよよまんぢう) 一 長芋(ながいも)を生(なま)にてよく摺(す)り手(て)のひらへのべあんを入れじよたん   にかけてむしこしらゆるになり  【左丁】    挽茶長(ひきちやなが)せん 一 挽茶(ひきちや)をせんに製(こしらゆ)るには極上(ごくじやう)の長芋(ながいも)を長(なが)せんにうち塩湯(しほゆ)   にてぬめりを取(とり)よく〳〵ぬめりのとれたる時(とき)一本(いつほん)づヽ挽茶(ひきちや)にくるみ   一日(いちにち)日(ひ)にあてかはかしじよたんにかけて仕上(しあげ)る也/挽茶芋(ひきちやいも)の中(なか)迄 色付(いろつく)也    胡麻塩(ごましほ)せん 一 胡麻塩(ごましほ)をよく切(きり)絹(きぬ)ふるひにてふるひ扨(さて)長芋(ながいも)のせんに   うちたるにて右のひき茶(ちや)せんとおなじ拵方(こしらへかた)なり         青海苔(あをのり)せん    干海苔(ひのり)せん         品川海苔(しなかはのり)せん