東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

料理通 - 翻刻

料理通 - ページ 125

ページ: 125

翻刻

【右丁】 一 何(いづ)れもよく〳〵こまかにふるひ製方(こしらへかた)は右(みぎ)と同断(どうだん)じよたんにて仕上(しあげ)る也      子持海苔(こもちのり) 一 極上(ごくじよう)の長芋(ながいも)をやはらかに湯煮(ゆで)皮(かは)をむきすいのふにて裏(うら)   ごしになし三品(さんぼん)の白砂糖(しろさとう)と焼塩(やきしほ)にて味(あぢ)をつけ品川(しなかは)のり   に薄(うす)くのべ一日(いちにち)干(ほし)思ふまゝに切(きり)じよたんにかけて仕(し)あげる也      湊田楽(みなとでんがく) 一 豆腐(とうふ)を摺鉢(すりばち)にてよく〳〵すり毛(け)すいのふにて裏(うら)ごしに   なし品川(しなかは)海苔(のり)にほどよくのべ三桝(さんしよう)醤油(せうゆ)にて付焼(つけやき)に   するなり蒲焼(かばやき)にてもよし 【左丁】      慈姑蒲焼(くわゐかばやき) 一 くわゐをよく摺(すり)おろしうどんの粉(こ)を少(すこ)し入れ浅草(あさくさ)   海苔(のり)にのべ油(あぶら)にてあげ串(くし)をうち蒲(かば)やきに焼(やき)なり      琥珀胡桃(こはくくるみ) 一 飯田(いひだ)くるみを極熱(ごくあつ)き湯(ゆ)に漬(つけ)しぶ皮(かは)を去(さ)りみりん酒(しゆ)   と焼塩(やきしほ)を煮詰(につめ) 味(あぢ)をつけるなり      玉章長芋(たまつさながいも) 一 長芋(ながいも)を短冊(たんざく)に切(きり)塩水(しほみず)に漬(つけ)て一 ̄チ夜(や)おくべし自由(じゆう)に結(むすば)るゝ   なり扨(さて)いく度(たび)も水をかえ塩出(しほだ)しをして竹(たけ)のひごにてとめ