東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

料理通 - 翻刻

料理通 - ページ 130

ページ: 130

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【右丁】   生麩(なまふ)に山(やま)の芋(いも)豆腐(とうふ)をすり交(まぜ)丸(まる)めて湯煮(ゆに)をし   さめて照(て)り醤油(せうゆ)にて塩梅(あんばい)すべし      鯨(くじら)くわゐ 一 慈姑(くわゐ)をおろし能々(よく〳〵)摺(すり)昆布(こんぶ)を黒焼(くろやき)にしてすり交(まぜ)皮(かは)の   厚(あつさ)さにのべその上(うへ)にすりたる慈姑(くわゐ)に粉(こ)くず少(すこ)し入れ鯨(くじら)の   肉(にく)のごとくのべ薄(うす)く切(きり)胡麻(ごま)の油(あぶら)にてあげる也/団扇(うちは)茄子(なす)   さゝがし牛蒡(ごばう)にて汁(しる)にすべし      松前巻(まつまへまき) 一 烏芋(くわゐ)をすり饂飩(うどん)の粉(こ)少(すこ)し葛を入れ砂糖(さとう)にて味(あぢ)を付(つけ) 【左丁】   青昆布(あおこんぶ)をひやう置(おき)水気(みづけ)をとりくわゐをのべ巻(まき)こみ甑(こしき)   にて蒸(むし)小口(こくち)より切(きる)なり      菊豆腐(きくとうふ) 一 豆腐(とうふ)を二寸/四方(しほう)ほどに角取(かくとり)半分(はんぶん)よりふかく庖丁(ほうてう)めを入れ又   よき程(ほど)に角取(かくどり)湯(ゆ)に投(とう)ずれば菊(きく)の花(はな)のごとくになる手際(てぎわ)第一(だいゝち)也      芋(いも)しんじよ 一 薯蕷(やまのいも)をすり豆腐(とうふ)を摺交(すりませ)極上(ごくじやう)の饂飩(うどん)の粉(こ)すこし   入れ金杓子(かねしやくし)にてすくひ切(きり)湯煮(ゆに)をしてつかふ随分(ずいぶん)やはら   かにふつくりと製(こしら)ゆべし