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庖丁(はうてう)にてほどよくすくひ取(とり)三 枚(まい)ぐらひかさねて
向(むか)ふへおく
比目魚(ひらめ)小川(をがは)
一 小川(をがは)も右(みぎ)のかつをのやうにしてほど能(よき)板(いた)へのべて
庖丁(はうてう)のうらにて布目(ぬのめ)をいれ美濃紙(みのかみ)をしき薄(うす)
塩(じほ)をうちしばしの間(あひだ)をおいてあつき湯(ゆ)をかけて
好(このみ)の形(かた)にしてつかふ
鯖(さば)ぎん皮(かわ)
一 鯖(さば)を三 枚(まい)におろし薄(うす)じほをしてあま皮(かわ)をむき
箔付(はくつき)銀皮(ぎんかわ)にして四半(しはん)に切(きり)用(もち)ゆる
ちゞれ独活(うど)
一よきうどをゑらびうすくむきてなぞへに切(きり)て
水に浸(ひた)せば一しほよくちゞれる
長芋(ながいも)羊羹巻(やうかんまき)
一ながいもをうすくむき羊(やう)かんのよくつへたるを
うすくあげ渦(うづ)にまいてその上を紙(かみ)にてまきこ
よりでむすびよくむして小口(こぐち)よりきる
沖(おき)の石(いし)蒲鉾(かまぼこ)