東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

料理通 - 翻刻

料理通 - ページ 83

ページ: 83

翻刻

 庖丁(はうてう)にてほどよくすくひ取(とり)三 枚(まい)ぐらひかさねて  向(むか)ふへおく     比目魚(ひらめ)小川(をがは) 一 小川(をがは)も右(みぎ)のかつをのやうにしてほど能(よき)板(いた)へのべて  庖丁(はうてう)のうらにて布目(ぬのめ)をいれ美濃紙(みのかみ)をしき薄(うす)  塩(じほ)をうちしばしの間(あひだ)をおいてあつき湯(ゆ)をかけて  好(このみ)の形(かた)にしてつかふ     鯖(さば)ぎん皮(かわ) 一 鯖(さば)を三 枚(まい)におろし薄(うす)じほをしてあま皮(かわ)をむき  箔付(はくつき)銀皮(ぎんかわ)にして四半(しはん)に切(きり)用(もち)ゆる     ちゞれ独活(うど) 一よきうどをゑらびうすくむきてなぞへに切(きり)て  水に浸(ひた)せば一しほよくちゞれる     長芋(ながいも)羊羹巻(やうかんまき) 一ながいもをうすくむき羊(やう)かんのよくつへたるを  うすくあげ渦(うづ)にまいてその上を紙(かみ)にてまきこ  よりでむすびよくむして小口(こぐち)よりきる      沖(おき)の石(いし)蒲鉾(かまぼこ)