東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

料理通 - 翻刻

料理通 - ページ 85

ページ: 85

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一まんぢうの上粉(うはこ)に玉子のしろみをさりきみ  ばかりよりねりて白魚(しらうを)をくるみよろしきほど  あはせて本 胡麻(ごま)のあぶらにてあげる     鯛(たい)ぼんぼり 一 鯛(たい)の身(み)にほどよく塩(しほ)をあてゝ湯(ゆ)がきよくさらして  ふきんにてしぼりゆせんにかけ茶筌(ちやせん)にてたてる  なり一名(いちみやう)を福目鯛(ふくめだい)ともいふ     ひも皮(かわ)鮑(あはび) 一 生貝(なまがい)のみゝふちを去(さ)り島(しま)を薄刃(うすば)にて長(なが)くむき  粉葛(こくづ)を付(つけ)て竹(たけ)べらにてうちひもかわほどに  切(きり)てゆでゝつかふ     鯛(たい)とろゝ 一山の芋(いも)のよろしきをゑらびおろして擂盆(すりばち)  にてよくすり鯛(たい)の身(み)蒲鉾(かまぼこ)のやうにすりいもと  まぜて煮出(にだし)にてとき塩梅(あんばい)してゆせんにかけて  ねるなり但(たゞし)芋(いも)のきれぬやうにすべし口伝     白髪(しらが)鱚(ぎす) 一きすを三 枚(まい)におろして皮(かわ)をさり粉葛(こくづ)を付(つけ)て