翻刻
【数珠と「西」の図案】精(せい)性(しよう)朝(あさ)間(ま)看(かん)経(きん)丹(たん)《割書:壹劑(いちさい)|煩惱(ほんのう)百八 銅(とう)》
【本文】
朝間(あさま)かんきん丹(たん)は
釈迦佛(しやかぶつ)薬艸(やくさう)
諭品(ゆほん)にとき給ふ所(ところ)の
めう薬(やく)にして大《割書:サ》
じゆずの玉のごとく
紅(あか)きころもをかけて
これを製法(せいほう)す第一 娵(よめ)しうとめの
中をやはらげがや〳〵とやかましき
こゞとを止(とめ)る外(ほか)に
念仏香(ねんぶつこう)と申付薬
しん上いたし候 談義(だんぎ)
一《割書:ト》まはり用ひて
邪見(しやけん)のつのをもぐ
こうのうあり
【中段嫗の会話】
おかゝさん御ちやができましたそして
おこたつへも
火が
はいりました
【下段姑のことば‘】
なまいだ〳〵〳〵〳〵
〳〵〳〵ねんぶつで
口をすくして
おかねへと
ぢきに
こゞとが
いひたく
なる
なん
まい
だ
〳〵