翻刻!江戸の医療と養生

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視薬霞報条 3巻 - 翻刻

視薬霞報条 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右頁】 【庵に木瓜の紋の図案 曽我兄弟に関連】 胃(ゐ)保(ほ)痢(り)に 木(もつ)瓜(こう)丸(ぐわん)《割書:兄包(あにづゝみ)曽我(そがの)十粒(じうりう)入(いり)|弟包(おとづゝみ)同(おなじ)く五粒(ごりう)入(いり)》 【本文】 右(みぎ)いほりに木瓜(もくこうぐわん)は 曽我(そが)大明神の 神託(しんたく)によつて 毎年(まいねん)春(はる)の門 三 芝居(しばゐ)にて 弘《割書:メ》申候 御 望(のぞみ)の 御 方(かた)は御出 なさるべく候 尤御こゝろみ一《割書:ド》切(きり) 十六文より箱(はこ)入 御 桟敷(さじき)三十五匁まで 【右中段】 ばいやくとうせんのそが 兄弟すけつねどのに あはふとはどくのこゝろみ ならぬ〳〵 【右下段】 十〽︎おとゝが古方(こほう)を   おぎなふて兄は   はたちの後世家(こうせいか) 五〽︎傷寒(しやうかん)金匱(きんき)   よくつらのたわ   こと補剤(ほざい)でな   まのろひ素問(そもん)   霊櫃内経(れいようたいきやう)を 【左頁】 【本文】 これあり候此 方(ほう)へ 御 出(いで)なされがたき 御方(おんかた)は御つかひにても 相すみ候やうに ばん附(づけ)狂言(きやうげん)絵(ゑ) 本(ほん)しん上仕候 此くすりしんせう にも奉公(ほうこう)にも さゝはりなく見物(けんぶつ) 一《割書:チ》日にて相すみ 申候 此度(このたび)きやう げんがへ仕候 ̄ニ付 弘(ひろ)めのため 名題(なだい)かんばん 相あらため あまねく世上(せじやう)へ ひろむる   ものなり  【中段】 ●わたがさん薬 小ばやしの おじいがひけへて いるさし合 なしに くぜれ〳〵 【下段】 さかさにしたる 兄弟がねらふは まさしく 十〽︎《割書:コリヤ》とかくたんきは 孫思邈(そんしばく)たゞ 仲景(ちうけい)に ひかへ て ゐや