翻刻
【左頁】
【紋(牡丹)ヵ】旡(む)小児(せうに)きほふ丸(くわん)《割書:古人(こじん)市川三舛 通(とをり)| 藝(げい)の上(あが)ル町(まち)|弘所(ひろめどころ)萬屋介六》
【本文】
抑(そも〳〵)きほふ丸(くわん)の功能(こうのう)は
第一あたまの血(ち)のけを
とり両(りやう)うでのちから瘤(こぶ)を
おとしほりもののあざをぬく
けんくわのこしををりて
出入引(でいりひき)のもつれを
おきなひ腹内(ふくない)の
よはきものを
たすけてあく
體(たい)をすこやかにす
かんにん五両目ほど
もちゆれば俠客(きやうかく)の
あいだをやはらぐる
事(こと)神(しん)のごとし
【右下会話】
《割書:コウ》
こまたを
くゞつては
ずいふん
まうかる
はづだが
◯きよねん古人(こじん)になつた
からゆうれいのきほひ
だとおもふとあてが
ちがふぞ《割書:コレ》
あしをみな〳〵