翻刻!江戸の医療と養生

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視薬霞報条 3巻 - 翻刻

視薬霞報条 3巻 - ページ 17

ページ: 17

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【右頁】 【尺八と編笠の図】《割書:天蓋散(てんがいさん)》こむさうの妙薬(めうやく)《割書:忠臣蔵通(ちうしんぐらとをり)|九段目(くだんめ)語(かた)ル町|竹田(たけだ)出雲掾(いづものぜう)製(せいす)》 【本文】 てんがい散(さん)こむ さうの藥(くすり)は 加古川(かこがは)本草(ほんざう)に のする處(ところ)の 薬品(やくひん)を撰(ゑら)み 九たんめ雪(ゆき)の ふるをまつて これを製(せい)す 第一 尺(しやく)八のね を出しとな背(せ) よりむねの いたみを おさめお石(いし) が 【中央会話】 いはゞそなたは 本剤(ほんざい)【(本妻)】の子わし とはなさぬ中じや ゆゑ余薬(よやく)にしたかと おもはれてどう《割書:マア》 さじがあてら      りやう 【左頁】 【本文続き】 のぼせを引下るたとへいかなる 即症(そくしやう)たり共くすり見物(けんぶつ)の胸(むな)へ おつるとひとしく脉(みやく)のあかつた 小なみの恋(こひ)やみをすくひこん れい【(婚礼)】のもつれをとゝのふ こゝをもつて芝居(しばゐ)の 元氣(げんき)をます事 速(すみやか) なるがゆへに三ヶの津は 申におよばす諸國(しよこく)へ 相弘(あひひろま)り今(いま)もつて繁昌(はんじやう) いたし候 猶(なを)此度(このたび)役衆(やくしゆ) ぎんみいたし名人(めいじん)の かげんをくはへ藝方(げいほう) ねん入相つとめ申候 其(その)ための功能(こうのう)さやう 【会話文】 かこ川本ざうがいのちしん上 まうさう《割書:コウ》かくごをきはめ ねへけりやアやぶゐしやにはかゝられねへ