翻刻
【家紋風の図あり】
一子(いつし) あんぽん丹(たん) 本家(ほんけ)惣領(さうりやう)甚六
惣領(そうりやう) 代料(だいりやう)百の口(くち)十六文 抜(ぬけ)
一めじりさかりたるによし
一はなのしたなかきによし
一ものわすれをするによし
一 団子(たんご)さへくへばひがんと思(おも)ふによし
一ほた餅(もち)を見れば■【ゐ】のこと
おもふによし
一つかひにやつてもしれずに
かへるによし
右あんほん丹はこれまで何(なに)を
させてもらちのあかぬ症(しやう)と
いへども此くすりながく用れば
御くらうなしにて長命(ちやうめい)也
此御くすりおや子の中にても
一切(いつさい)さしあひなし
〇かゝさんなかずにかみをゆふから
もつとたんごをかつてくんねへ
十五になつておとなしくかみを
いふ
ものは
おそ
らく
ひろい
江戸
にも
ある
めへ
のう
かゝ
さん
〇十五
十六になり
ながらだん
ごばかり
くひたがると
せけんでおやが
あまひからだ
といふさとう
だんこはもう よう【しヵ】やれ〳〵