翻刻
【右丁】
○テイネ 茶の内に含む精気にて茶の能は即此テイネの功也
○単寧(タンニン) 《割書:草木のうちに含む元物にて其性しぶくして人体諸部のゆる|めるをよくかたくする功あり》
○アルコホル 《割書:酒焼酎の精気にて人を酔はしむるもの也焼酎に火を付れは|もゆるはアルコホルのもゆるなり》
○炭素 《割書:炭素は尤炭に含む事多し空気にも此もの多くすへて|草木鳥獣の此元物を含まさるものなし》
○水素 《割書:水素は水の元にて此ものに酸素を合すれは水とな
ゝ【「る」の誤記ヵ】なり|気に成て多く空中にましり有なり》
【左丁】
○酸素 《割書:酸素は水素と合て水と成もの也此気人を養ふの大元となり|多く空気中に有て人の呼吸に入尤入用のものなり》
○剥多亜私(ホツトアス) 《割書:灰に含む塩の如きものよく水に溶化す世上にいふ所のあく水は|此ものゝ水にとけてましはる也》
○加児基(カルキ) 石灰の類也
○曹達(ソーダー) 塩のもとなり
○麻倔涅失亜(マグネシア) 土質のものにて一種の元素也