翻刻
【右丁】
○蛋白質(エイヰット) 《割書:蛋とは玉子の白みのことくねばくしてにかはの薄きこときもの也|人の体中血の本也此ものによりて生す》
○エキス《割書:エキスタラクチーストフ》 《割書:諸々の香の元又は苦辛の味の元々【にヵ】成もの也たとへは辛子のからき|所○麝香のにほひの質等これなり》
○鹵物(リーテレ) 塩類土類餹類灰類のもろ〳〵の元素と合せしもの
○蛋黄油 玉子のきみに含む油
○植物性蛋白質(プランテンエイウイツト) 草木に含む蛋白質といふ事
【左丁】
○膠質(レームヘーヘンデストフ)《割書:○コンテリネ》 骨或は筋に多しにかはの如きものゝ元を生る質のものをいふ
○圏素(セリユローセ) 丸き池の如く総【惣】て諸体の原始なり
○脂油(フエットヲヽリ) 《割書:脂は生物のあふらにて凝て白く或黄成物油は多く草木の実より|出る水油也○脂油は其二ツを合せし如く魚の油のことき是也》
○蝋(ワス) 蝋也火にあたゝむれはとくるもの也
○粉質(セツトメール) 穀物のうちに含むものにて粉なの精物也