琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

骨董録 - 翻刻

骨董録 - ページ 46

ページ: 46

翻刻

《割書:俊の記されし物に尊氏将軍の先祖足利の義兼|は實は爲朝の子也しを義家朝臣の孫足利陸奥》 《割書:の判官義康むつきの上よりやしなひ世に憚り|て人にかくしけれはつゐにしる人なし賴朝右》 《割書:大将には事㪅近付たまひしかは猶世に憚りて|むなしき物狂となり給ふて其代は無異に過た》 《割書:まひし細川畠山なとは義兼の下より分れたる|にやと見へたり此義兼身の尺八尺餘にて力も》 《割書:人にすくれたりしといふ舜天王の事も又思ひ|はかられぬ若然は彼國王は本朝足利細川畠山》 《割書:等の流の諸家の源氏と同|く爲朝の後と見へたり》在位五十一年にて薨 す其歳七十二《割書:宋理宗嘉煕元年本|朝四條院嘉禎三年》 第二代舜馬順煕在位十一年六十四歳にて薨す 《割書:宋理宗淳祐八年本朝|後深草院寶治二年》 第三代義本在位十一年にあたりて疾疫國に行 はれ人民多く死す位を遜て其子に譲る《割書:宋理宗|實祐七》 《割書:年後深草院正|元元年の事也》其後五十四歳にして薨す 第四代英祖在位四十年七十一歳にて薨す《割書:大元|成宗》 《割書:大德三年本朝後|伏見院正安元年》 第五代大成在位九年六十二歳にして薨す《割書:元武|宗至》 《割書:天元年本朝花|圓院延慶元年》 第六代英慈在位五年四十六歳にして薨す《割書:元仁|宗皇》 《割書:慶二年花園|院正和二年》 第七代玉城在位二十三年四十一歳にて薨す《割書:元|順》 《割書:宗至元二年本朝後|醍醐院延元元年》 玉城立て其德明ならすその政行はれす國人あ らそひ戰ふ事年を 經てつゐに其國わかれて三 つとなる中山南山北山是也 第八代西威在位十三年二十二歲にして薨す《割書:元|順》