翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

御誂染長寿小紋 : 3巻 - 翻刻

御誂染長寿小紋 : 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右丁】 【上段】 くるまの命はくさびなり あふぎの命はかなめ からかさの命はろくろ なりふうりんの命 はたんざくなりおや船 に命づなありたび びとに命がねあり いづれ命はたいせつ なるものなりしかるに こいはくせものにて そのたいせつなる命 もこいゆへにはうしなひ やすし思ふ男を命 にかけてきよみづの ぶたひからとびおりる もみなこいといふ くせものゝしわざ なりおそるべし 【中段】 〽まんいちぐはんのかなはぬときは かはゝやぶれほねはみぢんになる からかさにはふるぼねかひもあるが命の古(ふる)ぼねは何(なん)にもならぬ 【左丁】 【上段】 〽さむらいの命はたとへば べんとうもちのべんとう やりもちのやりのごとし なぜといふにべんとう もちのべんとうは わがもつながら わがものにあらす やりもちのやりも まさかのときは だんなのもの なりさむらい の命はかねてきみへ さしあげておく 命なればわが命にて わがものにあらず ことあるときは 命をまとにかけ てはたらかねば ちうぎの 人といわ れ ざる なり 【下段】 〽ちうぎにならでは すてぬ命とは加 右門がきんげんだ 〽命はだいじのもの だがちうぎのた めにはかるひ よの中にちう ぎほどおもひ ものはないぞ