翻刻
【右丁】
【上段】
命のくすりといふはわらつて
くらすほどのくすりはなし
此ゑぞうしをごらふじてわらひ
玉ふこどもしゆは命がのびて
ながくなり命のおきどころ
にこまり玉ひたこのやうに
命のしつぼをいとまき
にまいておくほどのこと
なりさればはつはるの御しん
もつおんとし玉にもこの
うへのめでたきさうしは
なしまことにゑんめい
長寿のけさくなり
こひやうばん〳〵
【中段】
清覚世
道人伝方
読書丸(とくしよくわん)《割書:一包代|一匁五分》【読書丸は四角囲み線】
きこんをつよくしものおぼへを
よくしがんりきをつよくしものに
たいくつしたるによし又うつきを
はらいきぶんをさわやかにすきにしやう
うつしやうの人用てよし又旅行にたくわへて
ゑきおほしくはしくはのうがきにあり
売弘所京伝店
【下段】
京伝戯作【京伝戯作は四角囲み線】
哥麿画
なかほど此本
は命ののびる
ほんだ
おかしい〳〵
あはゝ〳〵〳〵
〳〵
とわらふ
たびに
命が
のびる
やつさ