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コレクション: STAGE9

天時占候 四 - 翻刻

天時占候 四 - ページ 8

ページ: 8

翻刻

 壬の水に妻せ土の妹を以て甲の木に妻(めあは)せ金の  妹を以て丙の火に妻せ水の妹を以て戊の土に  妻せる也是皆相 尅(こく)を恐(をそ)れてをの〳〵配合し  て以て万物を生す    雷電総叙 〇雷(らい)は陽気にして火に属(しよく)す春夏は地気のほり  のほる時に日行て天頂(てんてう)に近(ちか)つき地を照らして  熱(ねつ)をなす時は雷(かみなり)あり日を火の母とすその  日輪(にちりん)地上をしたしく照して火気をとゝむ其くたり  し火気 騰(をとり)てのほる時は水土の気をさしはさみ  て合して迸(ほとはし)り衝(つい)て雲中にせまり或は重雲に  かこみつゝまれ或は冷湿(れいしつ)の気にかこまれて火を  包て団(たん)となり燃(もえ)つきていきほひ盛(さかん)也たとへは  道のかたはらの礴(いしさけ)て湯 沸(わく)かことし冷湿すみやか  にあつまりてたらんとす燥(さう)火又 迸(ほとはし)り出てのほ  らんとす東に奔(はし)り西に撞(つい)てとゝろきていき  ほひ猛(たけ)く相せまりて搏激(はくけき)し雲 竅(けう)を漲(みなき)り  破て或は繒(かとうきぬ)を裂(さく)かことし水土の気 微質(ひしつ)を挟(さしはさみ)