翻刻
【右】
り又其事實は宜く荷蘭醫家七値日刊紙を参看すべし
飲食を適度にし身體を浄潔にし且 ̄ツ無病の人は大抵此恐る
べき惡病者の側に至るも妨げなし[但シ其人直 ̄チに病人の口よ
り其毒氣を吸入し或は傅染せる蒸氣を含蓄せる室内に入
る時の如きは自ら別なりとす]〇此惡病者の側に居るは甚
た宜からざる事なれども實驗に據るに無病健全の人身體
を清潔にし飲食を適度にするときは全く痧病の惡病なる
毒に感するを防ぎたり
今上件を總括して孝定するときは自ら身體諸部及び其機
關を考究して左の法則の無病健全を保つに要須なるを知
【左】
るべし
食味は單純なるべし
鋭烈飲料《割書:酒の|類》を廢すべし
常に新鮮氣を吸入すべし
日々大氣中に運動すべし
冷水若くは微温湯を以て全身を洗浄すること數回なるべ
し
適宜に筋骨を労すべし
己が力に應する諸件に精神を用ゐて懈怠なかるべし
一晝一夜中太約四時の間寝息すべし