キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】   けなくあたりたるほとかけかへされたる恩   も深き者也然に我等か御主せすきりしと   天狗の手より科人をからさを以てとりかへ   し給ふ事しゆうになし給ふ御恩の深き   事いくそはくの事ならんや 弟 きりしたんはくるすをいくさまにとな    ゆるそ 師 二様に唱る也○一には☩へるしなると云○二   には☩へんせると云也 弟 ☩へるしなるとは何事そや 師 右の大ゆひにてくるすのもんをひたいと   口とむねにとなゆる也 【左丁】 弟 其□【三】のもんを唱る時は何たる事を申上そ 師 ☩へるしい□【ぬ】んさんてくるしすていにみ   しすなふすちりすりいへらなふすてうす   なふすてる○このことはの心は我等かてうす   さんたくるすの御しるしを以て我等かてき   をのかしたまへと云心也☩へるしいぬんさん   てくるしすの一句を唱へてひたいにくる   すをむすふ也☩ていにみしすなふすちり   すの一句には口にくるすを唱る也りへらなふ   すてうすなふすてるの一句にはむねにくる   すをとなゆる也 弟 ひたいと口とむねと此三所にくるすを唱る