キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 11

ページ: 11

翻刻

【右丁】   事は何たるしさいそや 師 ひたいに唱る事てうすよりまうねんをのけ   たまはん為也口に唱る事は悪口まうごを   口よりのかしたまはん為也又むねに唱る   事は心よりいつる悪き所作をのかし   たまはん為なりてんまはくるすほとおそれ   奉る事なし其故はすひりつなれは   たうけんむしゆんもかれにもちゆる   道なし然れ共御主せすきりしと   くるすの上にて死給ふを以てかれらをはか   らめをきたまひ人をしようになしたま   へ□【はヵ】かれにちかつかんとする者より外に 【左丁】   あたをなす事叶はぬやうにし給ふによて   大きにくるすをおそれ奉也○たとへをもて   是を云はつなかれたるとらおほかめは彼等か   そはによる者にのみくいつくかことく御主   せすきりしとくるすの上にをひて天狗   をからめたまひてより後は科を以て天狗   のそはによる者にのみあたをなすなり   何れのもるたる科なりともおかす時は   天狗のそはにたちより科をすてんとする   時天狗のそはよりしりそく也此等の事   皆くるすにて死給ふ御主せすきりし    との御功力を以て出来たる□【とヵ】天狗は