翻刻
【右丁】
の事
第十 七のもるたる【注①】科の事
第十一 さんたゑけれしや【注②】の七のさから
めんと【注③】の事
第十二 此外きりしたんにあたる肝要
の条々
以上
左に◦此◦☩くるす【注④】の下にあるへき
ことははらちん【注⑤】の口と心得へし
第一とちりいな
【左丁】
☩ とちりいなの序
御主せすきりしと御在世の間御弟子達に
教へをき給ふ事の内にとり分教へ給ふ事は
汝等に教へけることく一切人間に後生を扶かる
道の真のおきてをひろめよとの御事也是即
かく者達の宣ふことく三の事にきはまる也
一には信し奉るへき事○二にはたのもしく存知
奉るへき事○三には身持を以てつとむ
へき事是也信し奉るへき事とは☩ひいて
す【注⑥】の善にあたる事也是人間の分別に及はぬ
事也是等の事をわきまへすんは後生の道に
まよふ事おほかるへし○たのもしくおも□□□
【注① モルタル mortal 死を免れない・大罪】
【注② エケレシア ecclesia 教会】
【注③ サクラメント sacrament 秘跡】
【注④ クルス cruz 十字・十字架】
【注⑤ ラチン ラテン語ヵ】
【注⑥ ヒーデス fides 信仰】