翻刻
【右丁】
まひし也御主せすきりしと人にて御座
ます御所は帝王の中の帝王させるた
うての中のさせるたうてほろへゑたの
中のほろへゑたにてましますによてく
たんのをられよのかはりにすひりつさんと
のからさをみちみちて持給ふによてへあとと
唱へ奉也
○第二きりしたんのしるしと
なる貴きくるすの事
師 いつれのきりしたんも我等かひかりなる御
【左丁】
主せすきりしとの貴き御くるすに対奉て
心の及ほ□信心を持へき事専也其故は
我等を科よりのかしたまはん為にかの
くるすにかゝりたくおほしめし給ふ者也
其によて我等か上にくるすのしるしを
つねにとなゆる事肝要也○くるすの
もんは三所に唱る也○一にはひたい○二には口
○三にはむね也
弟 きりしたんのしるしとは何事そや
師 右に云しことく貴き御くるす也
弟 其故いかん
師 我等か御主せすきりしとくるすの上に