翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

山谷通伏猪の床 - 翻刻

山谷通伏猪の床 - ページ 14

ページ: 14

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【右ページ、左上から】 いの ほりの ぬし 女と へん ずる もし〳〵 おい て いか し や んせ 【長吉のせりふ】 はてふしぎやわがやへかへ らんとするおりから おいて行といふこへ一ト【一度】 ならず二トなら ず こへ を かけしは さては そのほうよな 【右下】 しさいぞあらん かたれきかん【語れ、聞かん】 ふし ぎや ナア【?】 【左ページ、右上から】 しさひといふはしんしうすわ明じんに年ふる いのしゝ有しかば山本かん介【山本勘助】がために ころされしんげん【武田信玄】 ふびんにおもひ そのかわをとり 一つの つゞみとなし しゝねのつゞみ【しし音の鼓?】 と申すとかや 斯【これ】そのつゞみの 子でござり ます 【右端から】 わたしやおやのあとを しとふて【慕うて】 はる〳〵 まいり ました 【同、中ほど、長吉のせりふ】 おまへ のね かいも じやう じゆ いたし や しやう【お前の願いも成就いたしやしょう=聞き届けて鼓を置いていきましょう】 【同、下、風呂敷包みの下から】 此つゝみし ものをあけ ますから あけてみ さしやんせ さて〳〵およばぬ事 だん〳〵の物がたり こうは【孝は】百ぎやうの みなもと かや【孝は百行の源とかや】