翻刻
それよりさだは
いつくといふ
あても
なく
いで
しが
あ
る
川ぎしへよりかくご
きわめすてに
みをしづめんと
せしがむかふの
かたより人を
はらつてくる【?】
ものあるゆへ
ゆうよして
かたかげに
いたりしに
八まん太郎
よしいへの
□□□□
しきたへ【敷妙】
御ぜん
かみもふ
でのかへ□
さとをり
かゝり給ひ
のりものゝうち
よりさい
ぜんおさだ
がかくごの
ていを
みさせ
られ
のり
物よ
り
おり
給ひ
て
ことの
やうす
をつぶ
さにきゝ
ふびんに
おほしめし
御きがへの
小そでを
たまわり
ける
【姉さだの台詞】
御もつたいない
これは〳〵
みにあまり
ありがたふ
ござり
ます
これそれなる女子
これはみづからがきかへなれどもそのほう
につかわすまゝこれをちやくし
てそのまつりけんぶつにゆく
へしたいせつのいのち
かならずたんきな事
をせすともとかく
しせつをまつがよい
□はうぢなや【?】して
のこしとやういへ【?】
ばこゝろなかに
しゆつせを
まする【?】