翻刻
【右丁 絵画 文字無し】
【左丁】
かくて安彦は七人の女仙にともなひてほう
らいきうのあひたをめくりてこれをみるに
まことにみめう【微妙=不思議なほど素晴らしいこと】きれいなりかゝるところは
むまれてよりこのかた目にみしことはいふ
にをよはす耳(みゝ)にきゝたるためしもなし
みれとも〳〵いやめつらかにあきたる事さら
になし又かたはらよりひとりの仙人たち出
て心もこと葉もをよはぬほとのいしやうを
あたへ天のこんすけんほ【玄圃】の梨こんろん【崑崙】の
なつめなとさしもに【あれほどに】めつらしきものをあたへ