東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

【右丁】 八の段【上段右から横書】 八七八十六 とは七を七十とし七十を八にわれば八進一十と八度にあたり       六のこるゆへ八十六とするなり 八進 一十 八ツのものを八にわれば       すなはち一なり 九の段【上段右から横書】 九一加下一 一を十とし十を九にわれば九進一十として一ツのこるゆへ       下へ一をくわへるなり 九二加下二 とは二を二十とし二十を九にわれば九進一十と二度して       二のこるゆへ下へ二くわへるなり 九三加下三 とは三を三十とし三十を九にわれば九進一十と三度       して三のこるゆへ三をくわへるなり 九四加下四 とは四を四十とし四十を九にわれば九進一十と四度して       四のこるゆへ下へ四くわへるなり 九五加下五 とは五を五十とし五十を九にわれば九進一十と五度       して五のこるゆへ下へ五くはへるなり 九六加下六 これも右のごとく六を六十とし九進一十と       六度する例なり 九七加下七 これも九進一十を七度       する例なり 九八加下八 とは九進一十を八度する例なり此段は一より八まで       同例のこゑをもつてわるなり 九進 一十 九のものを九ツにわればすなはち一なりゆへに九を       はらふて一とするなり 【左丁】 二之段 《割書:あるひは   銀拾二万三千四百五十六貫七百八十九匁を|二ツに割ば  六万千七百弐十八貫三百九拾四匁五分と成》 【上段】 わりざん 【算盤の図】 ◆匁◆◆◆◆ 八進四十  △二一天作五 ◆十◆◆◆  八進四十 《割書:といふは八をはらひ上へ四あぐる也|是は二進一十を四度あはせていふ》 ◆百◆◆   六進三十  △二一天作五 ◆貫◆    六進三十 《割書:といふは六をはらひ上へ三あぐる也|是は二進一十を三度あはせていふ》 ◆十     四進二十  △二一天作五  百◆◆◆◆ 四進二十 《割書:といふは四をはらひ上へ二あぐる也|是は二進一十を二度あはせて云》  千◆◆◆  二進一十  △二一天作五  万◆◆   二進一十 《割書:といふは二をはらひ|上へ一あぐるなり》  十◆    二一天作五《割書:といふは一を五に|つくるなり》    わり     はじめ  一◇◇   目安 《割書:此法の二を見合せて|こゑをいたすなり》 【下段】 かけざん 【算盤の図】   かけ    はじめ ◆分     二五十  《割書:といふて五を|一につくる》  匁◆◆◆◆ 二四が八 《割書:といふて四をはらひ|下へ八くはへるなり》 ◆十◆◆◆◆ 二九十八 《割書:といふて九を一に作る|下へ八くわへる也》  百◆◆◆  二三が六 《割書:といふて三をはらひ|下へ六くわへる也》 ◆貫◆◆◆  二八十六 《割書:といふて八を一に作り|下へ六くわへる也》  十◆◆   二二が四 《割書:といふて二を払ひ|下へ四くわへる也》 ◆百◆◆   二七十四 《割書:といふて七を一に作り|下へ四くわへる也》  千◆    一二が二 《割書:といふて一をはらひ|下へ二くわへる也》 ◆万◆    二六十二 《割書:といふて六を一に作り|下へ一くわへる也》  一◇◇   目安上に同し