翻刻
【右丁】
見五わり算《割書:たとへば|》銀三貫八百七十目を《割書:五百十六に割ば|》七匁五分と成也
【上算盤の図】 【下説明の段】
匁 ㊁一五が五引《割書:といふて実の五と法の一と|見合此桁にて五引くなり》㊁五六三十引《割書:といふて実の五と法の六と|見合此けたにて三引く也》
◆十◆◆ ㊀一七が七引《割書:と云て実の七と|法の一と見合此|桁にて七引なり》㊁《割書:又実の七と法の六と見合|六七四十二引といふて此けた|にて四引次の桁にて二引也》㊁《割書:此桁に五有を五進が一十と云て|五をはらひ上へ一上なり》
◆百◆◆◆ ㊀五進一十《割書:といふて此桁にて五はらひ|上へ一くわへるなり》㊁《割書:此けたに二あるを五二倍作四といふて|二を四につくるなり》
貫◆◆◆《割書:|《割書: | |わり| はじめ》》㊀五三倍作六《割書:といふて三を六につくるなり》
実
◆一◇
◇十◇
法
◇百
【下算盤の図】【下説明の段】
《割書:かけ| はじめ》 ㊀《割書:右の五と法の六と見合五六卅と|いふて此けたに三くわへるなり》㊀《割書:右の五と法の一と見合一五が五と|いふて此桁に五くわへるなり》
㊁《割書:右の七と法の六と見合六七四十二と|此けたに四くはへ下の桁へ二くわへるなり》㊁《割書:右の七と法の一と見合一七が|七と云て此桁に七くはへる也》
◆分 ㊀《割書:此桁の五と法の五と見合五五廿五といふて|五を二につくり下へ五くわへるなり》
かけざん ◆匁◆◆ ㊁《割書:此けたの七と法の五と見合五七三十五といふて|七を三につくり下へ五くわへるなり》
◇一◇
十◇
法
◇百
【左丁】
見六わり算《割書:たとへば|》米六千四百四十壱石を《割書:六百七十八に割ば|》九石五斗と成也
【上算盤の図】 【下説明の段】
石◆ ㊁五八四十引《割書:といふて実の五と法の八と見合|此けたにて四引はらふ也》
十◆◆◆◆ ㊀八九七十二引《割書:といふて実の九と法の八と見合|此桁にて七引次の桁にて二引也》㊁《割書:実の五と法の七と見合五七三十五|引と云て此桁にて三次にて五引也》
百◆◆◆◆ ㊀七九六十三引《割書:といふて実の九と法の七と見合|此桁にて六引次の桁にて三引也》㊁《割書:此桁に三のこるを六三天作五といふ|て三を五につくるなり》
◆千◆《割書:| 《割書: | |わり| はじめ》》㊀見六無頭作九六《割書:といふて六を九につくり下へ六くわへる也》
実
◇一◇◇◇
◇十◇◇
法
◇百◇
【下算盤の図】【下説明の段】
《割書:かけはじめ》 ㊀《割書:右の五と法の八と見合五八四十といふて|此けたに四くわへるなり》
㊀《割書:右の五と法の七と見合五七三十五と|いふて此桁に三くはへ下へ五くわへる也》㊁《割書:右の九と法の八と見合八九七十二|と云て此桁に七くはへ下へ二くわへる》
◆斗 ㊀《割書:此けたの五と法の六と見合五六卅|といふて五を三につくるなり》㊁《割書:右の九と左の七と見合七九六十三|といふて此桁に六くはへ下へ三くはへる也》
◆石◆◆◆◆㊁《割書:此桁の九と法の六と見合六九五十四といふて九を五に|つくり下へ四くわへるなり》
かけざん
◇一◇◇◇
◇十◇◇
法
◇百◇