翻刻
【右丁】
○米弐千八百七十五石の代銀七十三貫六百目の時一石に付相場何程と問答曰
相場廿五匁六分也術曰《割書:七十三貫|六百目》を置《割書:二千八百|七十五石》にて割ば相場《割書:廿五匁|六分》と成なり
【上段】
銀四十目の時 拾匁に付 米弐斗五升がへ
同四十五匁の時 同 同二斗二升二合二勺
同五十目の時 同 同弐斗
同五十五匁の時 同 同一斗八升一合七勺
同六十目の時 同 同一斗六升六合七勺
同六十五匁の時 同 同一斗五升三合八勺
同七十目の時 同 同一斗四升一合九勺
【下段】
銀七十五匁の時 同 米一斗三升三合四勺
同八十目の時 同 同壱斗弐升五合
同八十五匁の時 同 同壱斗一升七合
同九十目の時 同 同一斗一升一合壱勺
同九十五匁の時 同 同一斗五合壱勺
同百目のとき 同 同壱斗
○俵まはしの事
○米八百五十石あり但し一石に付三升づゝかん立時は正味升目何程と問答曰正味升
八百廿四石五斗也術曰常の一石を置て内かん三升を引残り九斗七升と成をもつて
石高八百五十石に掛れば正味の升目八百廿四石五斗と成なり
○四斗俵五千三百七十俵あり是を石に直して高何ほどゝ問答曰弐千百四十八
石なり右五千三百七十俵を置て四斗をかくるなり
○蔵の内に四斗八升俵六百俵あり但し四斗八升俵に付直段十三匁づゝに定て四
【左丁】
斗俵も三斗二升俵も代銀各三口何程と云三口合千八百俵の代銀拾九貫五百目也
四斗八升俵六百俵に拾三匁を掛れば七貫八百目と成刻四斗八升俵の代銀也又四斗八升を置
四斗にて割ば十二と成是を法にして七貫八百目を割ば四斗俵の代銀六貫五百目と成又四斗八
升を三升二斗にて割ば一五と成を法にして七貫六百俵を割ば五貫二百目と三斗二升俵の代銀を得る也
各三口合十九貫五百目と知る也
【挿し絵】