東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 33

ページ: 33

翻刻

【右丁】 【ひわだの図】今ひわだ四尺五寸のしめ弐百束あり是を五尺縄のしめに         まわして何束に成と問答曰五尺縄にして百六十二束也法に曰         四尺五寸を周法三一六を以割ば一四二四と成両に置掛合二〇二七七七 六と成に束数二百束を掛て四〇五五五五と成を右に置又五尺を周法三一六にて割ば 一五八二と成を両に置掛合二五〇二七二と成を目安にして右を割也但一束に付何わりと みるにたとへば五尺縄と四尺縄の違ひをみるに五尺を左右に置掛合廿五と成又四尺五寸を 掛合廿〇歩〇二五と成を右の内より引残四七五有を廿歩〇二五を以割は二割三分四厘五毛と成也     ○家根のふき板積りやうの事 【上段】 【挿し絵】 【下段】 ○あつさ八寸広さ一尺二寸長さ七尺ありしゝろ【注】をふき板に あけて一丁に付何程と問答曰一丁に付千九百廿数と云但しはゞ 一寸に厚(あつ)さ一寸を十二数づゝにへぎ一丁を五ツに切る積り也法に厚 八寸に十二数をかけて九十六数と成又広さ一尺二寸を板はゞ三 寸にわれば四数と成これを右の九十六数にかけ三百八十四 数と成に五切をかけ         千九百二十数と知るなり 【左丁】 【上段】  此家の坪数両はしにて六十四坪ありこけら ぶきにして板何程入ぞといふ時軒にて一寸あし 中にて一寸五分あし棟にて二寸あし三所取合 一寸五分也板のはゞ三寸あり○板数六万令令 八十八数三分二厘入也先一坪の法四二二五是に六十四を かくれば二七下四と成是を右に別に置又左に板はゞ 三寸置あし一寸五分をかくれば四五と成是にて 右をわれば六万〇〇八十八数三分二厘と知る也 ○又法位をはやく見んと思(をも)はゞ六尺五寸を 板はゞ三寸にて割ば廿一数六分六厘六毛六糸 一間にならぶ也六尺五寸をふきあしの 一寸五分にて割ば四十三数三分三厘三毛 三糸ならぶ也是を右へ掛れば九百卅八数八分八厘 八毛八糸と成是一坪の板数也是に六十四坪を 掛て惣数六万〇〇八十八数三分二厘と知るなり 【下段】 【ふく前の「屋根」の挿し絵】 【注 「ありし代(しろ)を」ヵ】