東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 38

ページ: 38

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【右丁】     ○まゝ子算の秘術 【上段】 術に曰かぞへの十を甲(きのへ)と号(なづ)け乃(すなはち) 甲の十を置(をき)壱人を加(くは)へ三を以(もつ)て累(るい) 減(げん)して余(あま)り二これに甲(かう)を加(くは)へ四を以(もつ)て 累減(るいげん)して余り四甲をくはへ五を以て 累減して余り四甲を加入して六を もつて累減してあまり二これに 甲を加入して七を以累減してあまり 五是に甲を加入して八を以累減し てあまり七これに甲を加入して九 を以累減して余り八これに甲を 加入して十を以て累減して余り八 是に甲を加入して十一を以累減して あまり七又是に甲を加入して十二【左丁へ】 【下段】 【内側の数字一から三十をならべ外側の数字よみはじめからの番号を各々付す図 内に】 世にまゝ子算といひて 数多の塵功記に著 すといへとも本術起原 を秘して出さず爰を 以て予童蒙の便に 今公にする事しるす       黒田子謹誌 【左丁】 を以 累減(るいげん)してあまり五又これに甲を加入して十三を以累減してあまり二甲をくわへ十四を 累減して是 乃(すなはち)累減にたらざる事二なり余十二是に甲をくわへて廿二となる十五をもつて 累減して余り七これに甲を加へ十七十六を以て累減してあまり一甲をくはへ十七をもつて 累減するにたらざる事六ツ故に余り十一甲を加へて十八を以て累減して余り三甲を加へ 十九をもつて累減するに足(たら)ざる事六ツなり故にあまり十三甲をくわへて二十をもつて累 減してあまり三甲をくはへて二十一を以て累減するにたらさる事八ツなる故にあまり十三甲 をくはへ廿二をもつて累減してあまり一甲を加へて廿三をもつて累減するに足(たら)さる事十二 故に余り十一甲を加へて廿四をもつて累減するにたらざる事三故にあまり廿一甲を加て 廿五を以て累減してあまり六ツ甲をくはへて廿六をもつて累減するにたらさる事 十なる故にあまり十六甲をくはへて廿七を以て累減するにたらざる事一あまり廿六 甲を加へて廿八を以て累減して余り八甲をくはへて廿九をもつて累減するに足ら ざる事十一ゆへあまり十八甲をくはへて廿八となる是則ち本子 継子(まゝこ)合三十人なる 故に止此廿八は始(はじ)めよみ初(はじめ)より廿八人目の子に当(あた)る也又此この廿八番を始として逆(さか)に算(かそ)へ十に当(あた)るを のけ廿に当(あたる)をのけ三十に当(あた)るをのけ四十にあたるをのけおいて十(とふ)を目に当るを去(さ)れば始め よみ初(はじ)めの第一番と知る也是はよみもどし故也 委(くわし)くは前(まへ)の図(づ)を見て知るべし但(たゝ)し外(そと)に