東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 40

ページ: 40

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【右丁】 【上下 山と大木と測る男の挿し絵】 是は人の目(め)を地(ち)に付て木の末(すへ) までを▷の角(すみ)に見積(みづも)り木を 折通(をりとふ)してみるといふ工夫(くふう)也○又法  はな紙(かみ)を四角(しかく)に折(をり)て下の    角(すみ)と角とを折(をり)て下の    角(すみ)に糸(いと)をもつて小石(こいし)を   おもりにつけ図(づ)のごとく  下の角(すみ)より上の角  まて見通(みとふ)して木の 末(すへ)を 見 扨(さて)夫より木の根(ね) 迄七間あれば又 居(ゐ)だけを  半に入て是を身積(みつも)る也 【左丁】     ○布一端のたてぬきの糸の長さ積る事 ○布一端のたてぬきの 糸を向の浜より 此浜まて何程三里 六丁四十三間二尺 五寸布長さ二丈 八尺呉服にてはゞ一尺 あり曲尺(かね)一寸に糸            五十           すじ 【向岸まで糸を渡す男の挿し絵】     ○鼠算の事 ○正月に鼠(ねずみ)の父(ちゝ)母いてゝ子を十二 疋(ひき)うむ親ともに十四疋と成二月には子も又子を十 二疋づゝうむゆへに親子(をやこ)孫(まご)とも九十八疋と成 此(かく)のことく月〳〵に親も子も孫も曽孫(ひまこ)も 玄孫(つるのまご)も十二疋つゝうむなり此 次第(しだい)〳〵にうまるゝ親子の鼠一ヶ年に何程と問答曰