翻刻
【右丁】
此惣数弐百七拾六億八千弐百五十七万四千四百〇二疋也術曰ねずみ二疋にて七を十二度
かくれば右ねずみの高しるゝなり
【ねずみの婚礼の挿し絵】
うまるゝ子十二
正月に親ともに
十四疋なり
【左丁】
○毎月一倍増の事
○銭壱文を毎日一倍増にして三十日の銭高何程と問答曰五十三万六千八百
七十貫九百拾二文と成也但し右の目銭二万二千三百六十九貫六百廿文あり二
合五十五万九千弐百四十貫五百三十二文《割書:但し九六百下|直して也》
○米一粒を毎日一倍増にして三十日の米高何程と問答曰五億三千六百八十
七万九百十二粒と成也但し壱升に六万粒■【入ヵ】積りにして此升目何程と問答曰
八十九石四斗七升八合四勺八才五札三圭三粟也
○日本国中男女の数積る事
○男数は 合十九億九万四千八百廿八人《割書:但し此億は小乗の億にて|十万を億といふなるべし》
○女数は 合廿九億四千八百弐十人○惣合四拾八億九万九千八百四十八
人 此人数壱人に付飯米五合当として一日に米高何程と問答曰
弐万四千四百九拾八石弐斗四升と成也
○盗賊絹布配当の事
○今(いま)盗賊(とうぞく)集(あつま)りて絹(きぬ)と布(ぬの)とを分取(わけとり)あり其数を知らず只(たゞ)云(いふ)絹四反半づゝわく
れば八反 余(あま)る又云布二反づゝ分(わく)れば十一反あまるかさねていふ絹布(きぬぬの)合(あり)て七反つゝ
分(わく)れば七反 足(た)らずとぞ絹布およひ人数何ほどゝ問