東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 42

ページ: 42

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【右丁】 【上段 橋の下にて絹 布を分配する盗賊の挿し絵】 【下段】 ○答曰人数廿人 《割書:絹八十二反|布五十一反》 術曰又いふ余(あま)る《割書:十一|反》の内 只(たゞ)いふ余(あまる)《割書:八|反》を 引ば残(のこ)り三反となる是に不足(たらず)《割書:七|反》を くわへ十反と成を実(じつ)として不足の内 絹(きぬ)《割書:四反|半》と布《割書:二|反》とを引のこり《割書:五|分》を以(もつ)て 実を割ば人数《割書:二|十》と成是にきぬ《割書:四反|半》を 掛て内 只(たゞ)云(いふ)余(あまる)を引ば絹数《割書:八十|二反》と成 又人数《割書:二|十》に布《割書:二|反》をかけて又云余りを かけ【加ゆヵ】れば布数《割書:五十|一反》と成なり     ○掛てわり割てかけ算に成法の事 二に割には 五分をかけ 二を掛るには 五分にてわる 四に割には 二分半をかけ 四を掛るには 二分半にてわる 五に割には 二分をかけ 五を掛るには 二分にてわる 八割には 一分二五をかけ 八を掛るには 一分二五にてわる 十六に割には 六厘二五をかけ 十六を掛るには 六厘二五にてわる 二五に割には 四厘をかけ 廿五を掛るには 四厘にてわる 【左丁】     ○油配分の事 ○あぶら壱斗を二人してわけ取 あり三升ますと七升ますをもつて 五升づゝにわくる時は先三升ますにて 三ばいくみて七升ます入は三升 升に二升残る時七升ますにあるを 元(もと)の桶(をけ)へあけてかの二升を七升ますへ 入かへ三升ますに一ぱいを入合せ五升つゝなり 【下段 男が油をはかり、それをみる男と犬の挿し絵】     ○金銀千枚を開立にして積る事 【上段】 【正六面体の絵】         六寸三分    金千枚  リ一毛五         糸四方六         面 【後藤分銅の図】         厚サ   金五十貫目 四寸六分         長サ         一尺四寸 ○金千枚を開立法にて  四方六面にして〇六三分  一厘一毛五糸四方六面也  金千枚の重サ四十四貫目  を百七十五匁にてわれば  坪二百五十一坪四二八五  七一を開立に除なり 【下段】 【正六面体の絵】    銀千枚 【後藤分銅の図】       厚サ六寸   銀五十貫目       長サ一尺六寸 ○銀千枚の目方四十三貫目  を百四十八匁にて割坪  三百〇七坪一四二八五七一  と成を開立に除は〇六  寸七分四厘七毛四方六  面なり