翻刻
【右丁】
○百万騎(ひやくまんぎ)の人数(にんしゆ)
を並(ならべ)て見(み)る事
○百万騎(ひやくまんぎ)の
人数(にんじゆ)を一間に弐人つゝ
立(たて)て長(なが)さ何程
つゞくと問二百卅一里十七丁廿間に立
《割書:一間は六尺|五寸なり》○《割書:一町は|六十間也》○《割書:一厘は|卅六丁也》法に百万人を
二人にて割は五十万間と成是を六十間
にて割ば八千三百卅三町廿間と成
是を卅六町に割は長さ二百卅一里
十七丁廿間ならぶ也
右の人数
を四人立に
すれば百十五里厘廿六丁四十間に並(なら)ぶ
也割やうは右二人づゝ立る法とおなじ事也
【下 武者の挿し絵】
【左丁】
○町見積并海中島広さを積る事
【上段】
○是より向ふの村まで
何程あると問○十二町四十
九間一尺五寸也術に長四尺
はゞ二間の板を以先前の角
よりさきの角向の木の根を
目附にして三所一筋に見通し
又一方前の角右の目付所いか
にもろくにため合する時前のかね
にて或は一厘六毛に見ゆる時是にて板
長さ四尺を割ば弐五となる
是に板はゞ二尺を掛ば五百丈と成
是を六尺五寸を以間迄割
夫を又六を以町迄割ば
十二町四十九間一尺五寸と成也
【下 向の村までの距離をはかる挿し絵】
はゞ二尺
長さ四尺 板
かね
見通し 見通し
【次コマ上段へ】
【下段】
○向ふの丸島より是まで海
おもて遠さ一里半ある時向ふの
島の広さ何程あると問○広さ
四十八間三尺九寸ある也術に長さ
四尺の板を以て向ふの島をみる時
さきのかねにて或は六分と見ゆる
是を四尺に割ば一五と成是に一厘
半をかけ二二五と成是に三六を
かくれば八一と成是に六を掛れば
四十八間六分と成此六分ばかりに
六五をかくれば四十八間三尺九寸
と成也口伝○又遠山の高さを
積る事谷の深さを知るも皆
同じ事にて板を以て積り又
【下 向の島の広さをはかる挿し絵】
二尺
板
長さ四尺 六分
此間の行程一里半
【次コマ下段へ】