翻刻
【右丁】
術曰銀《割書:百九十五貫|四百二十目》を置両替銀《割書:六十|目》にてわれば此金三千弐百五十七両と成也
○両替銀六拾弐匁にして銀壱匁の銭何程と問《割書:但し両替銭六貫七百十六文|》
答曰 銀壱匁の銭百〇八文
術曰両替銭《割書:六貫七百|十六文》を置百文以上定法《割書:九分|六厘》をかけ調銭《割書:六貫四百|四十八文》と成是を両替銀《割書:六十|二匁》
をもつて割ば調銭百〇四文となる百文の目銭四文をくわゆれば壱匁の代銭百〇
八文と成なり
○銀九百六拾目を銭にして何程と問 《割書:但し両替銀六十目に付銭六貫六百文也|》
答曰 銭百〇五貫六百文
術曰銀《割書:九百六|十目》を置両替銀《割書:六十|目》にてわれば《割書:金十|六両》となるこれに両替銭《割書:六貫六|百文》を掛れば
代銭百〇五貫六百文と成也
○銭は百文を以て百文とするを調銭と云九十六文をもつて百文とするは省銭
といふ但し七文より以下は銭率(せんりつ)《割書:九分|六厘》をかくると心得(こゝろう)べし
○省銭六貫五百文あり調銭にして何程と問
答曰 調銭六貫弐百四十文
術曰省銭《割書:六貫五|百文》を実として銭率《割書:九分|六厘》をかくれば調銭六貫二百四十文と成也
【左丁】
○調銭弐拾六貫百二十五文あり省銭にして何程と問
答曰 省銭二拾七貫二百十三文
術曰調銭《割書:二十六貫|百廿五文》を置百文以上を銭率(せんりつ)《割書:九分|六厘》にて割ば省銭廿七貫二百十三文と成也
○銭四百三十九貫六百八十四文を金にして何程と問 《割書:但し両替銭六貫|七百文》
答曰 金六拾五両弐歩二朱
術曰銭《割書:四百卅十九貫|六百八十四文》を置十文より下(した)は銭率《割書:九分|六厘》にて割は四百卅九貫六百八十七文
五分と成是を両替銭《割書:六貫七|百文》を以割ば金六拾五両と永銭六百弐十五文《割書:金二歩二|朱也》
則金六拾五両二歩二朱と成なり
○銭壱貫文あり銀九匁五分替にして銀八匁壱分七厘の代銭何程と問
答曰 銭八百五拾七文六分
術曰銭《割書:一貫|文》を置銭率《割書:九分|六厘》をかくれば調銭九百六十文と成是に《割書:八匁一分|七厘》をかけ
銀相場《割書:九匁|五分》にて割ば調銭八百弐拾五文六分と成百文以上銭率《割書:九分|六厘》を以われば
代銭八百五十七文六分と成也
○金壱両に付米七斗二升替にして米壱升の代何程と問《割書:但し両替銭|六貫六百文》