東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 49

ページ: 49

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【右丁】 ○玄米(くろまい)十六石あり搗減(つきへり)壱割にして此白米何程と問答十四石四斗なり 術曰右十六石と置一わり減(へり)九をかくれば十四石四斗と成也 ○玄米三十石を白米にして廿五石二斗あり此 搗減(つきへり)何程と問法に三十石の 内廿五石二斗を引余る米を三十石を以割ば一わり六分の減と成也 ○米八百五十石あり一石に付三升づゝの欠(かん)立時(たつとき)は正味升目何程と問答升目八百二十 四石五斗也術曰壱石を左に置内三升引残る九七を以て八百五十石を掛て知る也 【男二人が話をし米が搗かる挿し絵】 【左丁】     ○柴薪之売買 ○銀十匁に付弐十五 荷(か)がへの柴([し]ば)百六十七荷あり此代銀何程と問 答曰 代銀六十六匁八分 術曰 買(かふ)荷数(かかず)《割書:百六|十七》に替(がへ)の銀《割書:十|匁》をかけて千六百七十 荷(か) と成を替(がへ)の柴(しば)《割書:廿|五》にて割ば代銀《割書:六十六|匁八分》と成なり ○薪(たきゝ)八十四 束(そく)あり此代銀三十壱匁九分弐厘也一 束(そく)に付代銀何ほどゝ問 答曰一束に付三分八厘 術曰代銀《割書:三十一匁|九分二厘》を置(お)き束数(そくかず)《割書:八十|四》にて割は一束の 代銀《割書:三分|八厘》と成なり ○薪(たきゞ)五十 掛(かけ)の代銀百七十五匁にして有銀(ありがね)四百廿匁代の薪何程と問 答曰薪百廿 掛(かけ) 術曰 有銀(ありがね)《割書:四百|廿匁》を置(お)き薪数《割書:五|十》をかけて代銀《割書:百七十|五匁》にて 割ば買(か)ふ薪《割書:百廿|かけ》と成なり ○銀五百六十匁を以て薪百六十掛を買置(かひおく)あり是を一掛に付 同(おなじ)直段(ねだん)に売りて銀 四十弐匁の口銭(こうせん)あるといふ時は一 掛に付 直(なを)す目方(めかた)及(をよ)ひ薪高何程と問 答曰 買置(かひおく) 薪 目方(めかた)一掛に付廿壱貫五百匁○売(うる)薪高百七十二掛一掛に付 直(なを)す目方(めかた)廿貫匁 術曰 買(かふ)銀(ぎん)《割書:五百六|十匁》に口銭(こうせん)《割書:四十|二匁》を加へ六百〇弐匁と成に買薪《割書:百六|十掛》を掛れは九万六千三百弐 十掛と成を買銀《割書:五百六|十匁》にて割ば売薪高《割書:百七十|二かけ》と成也此売薪《割書:百七十|二かけ》にて右の六百〇弐 匁を割ば直(なを)す目方《割書:廿貫|匁》と成又 買(かふ)薪《割書:百六|十掛》にて買銀《割書:五百一|十匁》を割は本(もと)の目 方(かた)《割書:廿一貫|五百匁》と成也