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翻刻
【右側】
使者口上申含候可然候様被仰付可被下候恐惶謹言
六月十一日
監物様
覚
一壱枚は 帆 《割書:長三間六尺|幅弐尺八寸》
一壱枚は 帆 《割書:長三四間|幅弐尺八寸》
以上
【左側】
貞享三年五月二日玄界島漂着之唐船
一巻
一貞享三丙寅年五月二日玄界島三り程沖に
唐船一艘相見候由島番衆より注進有之
書状之うつし
急度御注進申上候然は今日申ノ上刻当島ゟ
三里程沖に唐船一艘相見申候風は西風殊外
吹申候今日は空かすみ居申候故船之様子も
聢とは見定不被申候伊左衛門儀は今日は浦廻り
に参居申候付中谷喜右衛門儀先様子見届に即