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コレクション: 漂流記コレクション

異国船漂着記 - 翻刻

異国船漂着記 - ページ 58

ページ: 58

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【右側】  直に長崎へ渡海可仕之由申沖へ馳出候通昨三日以飛札  申達候然処に玄界島定番之者跡を慕参同夜大  島沖にて追付申候夜中は彼辺漂流仕居申夜  明候て愈長崎へ可参候地方へは寄間敷由唐船之者   申に付長崎へ可進案内由先達申聞候へは玄界沖迄  帆をかけ参候先達城下ゟ差出候者共番船等も  彼辺にて出逢唐泊と申浦へ寄させ繋申候詞  も少し通又は筆談にて様子相尋候処普陀出  商売船人数百十三人乗候由長崎へ渡海候処  風悪敷漂流仕候通申由候則使者番船等差添 【左側】  其許送越申儀候無別条事候得共唐人口書をも  進申候右之趣為可申述以使札申達候以上      唐人返答書写 一普陀と申所之船頭顧伯謙と申者閏四月廿四日  在所ゟ出船仕候売物は絲綾紬紗薬種等を  積申候て長崎へ参候客并水手都合百十三人  乗申候風水不順に付当所へ参候普陀と申所は  唐之浙江と申地之内にて御座候先年より為商  売長崎へ参候当年初て渡申たるには無御座候  以上