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【右側】
一御領中漂着唐船前々ゟ二三ヶ度有之候此節通警
固衆引船等被仰付被送遣候薩摩平戸五島大村御
領分なとは毎年度々漂着之事候いつれも質唐人
壱人宛警固之船に乗参候歟又は唐船に警固之
方より壱人乗せ候て送参由候御当地ゟも重ては左様
被仰付可然由御座候
一重て唐船なと着候節質唐人取候儀右申候通節々
漂着候所ゟは毎度其通に仕由候御当地之は希成儀
故兎角唐船之者共と心安不出逢被仰付にて候故此
度も質唐人取不申候重て之儀は先御代ゟただ唯今
【左側】
迄被仰付候趣を監物様へ被仰渡向後之儀余国並に
質唐人取候様に被仰付候て可有之候
一右之趣 綱政様達 御耳被申ため申入候
一唐船漂着之節爰元ゟ被差出候衆長崎迄警
固に被遣候衆引船等之書付是又綱政様被達
御耳ため又は何方様にても凡御挨拶も有之時各為
心得別紙書付越候恐々謹言
五月十三日 此方八人
江戸御留主居衆
五人え