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コレクション: 養蚕の書

開明養蚕往来 - 翻刻

開明養蚕往来 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

病(やまひ)出(いづ)る事(こと)多(おほ)し然(しかれ)ば四季(しき)ともに 耕業(かうげふ)少(すこ)しの隙(ひま)有時(あるとき)は棚(たな)竹(たけ)莚(むしろ) 籠(かご)等(とう)沢山(たくさん)調置(とゝのへおき)入物(いれもの)道具(だうぐ)不足(ふそく) 無(なき)_レ之(これ)様(やう)常(つね)に心掛(こゝろがけ)べきなり扨(さて)亦(また) 蚕種(こだね)遠路(ゑんろ)を取遣(とりやり)には懐(ふところ)へ入(いれ) ず風呂敷(ふろしき)に包(つゝ)まず唯(たゞ)桐箱(きりのはこ)骨(こ) 折(り)に入(いれ)其上(そのうへ)を渋紙(しぶかみ)に包(つゝ)み取扱(とりあつかふ)に も天日(てんぴ)を除(よけ)火(ひ)の側(そば)を堅(かた)く忌(いみ)手(て) 抔(など)洗(あら)ひ随分(ずゐぶん)大切(たいせつ)にすべし抑(そも〳〵)種(たね)の 上中下(じやうちうげ)は地(ぢ)〆(しめ)冴(さへ)能(よく)色(いろ)黒(くろ)く白(しろ) 粉(こ)を吹(ふき)大粒(おほつぶ)に実入(みいり)よく譬(たとへ)重(かさね) たり共(とも)蛭(ひる)働(はたら)き無(なく)_レ村(むら)手障(てざわ)りよく