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コレクション: 養蚕の書

開明養蚕往来 - 翻刻

開明養蚕往来 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

たる蚕(かひこ)にて取(とり)し種也(たねなり)総(そう)【惣】じて村(むら)産重(うみかさね) 多(おほ)く冴(さへ)悪(あし)きは蚕(かひこ)多分(たぶん)養散(やうさん)し一(いつ) 向(こう)の不育種(ぶいくだね)也(なり)又(また)水色(みづいろ)に余(あま)り見(み) 事(ごと)過(すぎ)たるは遅取(おそどり)也(なり)必(かならず)下品(かひん)と可(べし)_二 心得(こゝろえ)_一右様(みぎやう)の品(しな)違作(ゐさく)不(ざる)_レ致(いたさ)様(やう)可(べき)_二 研究(けんきう)_一ことなり近年(きんねん)商売人(しやうばいにん)多(おほ) く其(その)種元(たねもと)を知(しら)ず悪種(あくたね)を上品(じやうひん)と 心得(こゝろえ)渡世(とせい)致(いた)し万人(はんにん)に欲(なげき)を掛(かく)る 是(これ)天命(ていめい)を恐(おそ)れざる仕方(しかた)也(なり)其罪(そのつみ)幾(いく) 許(ばく)の事(ことぞ)哉(や)養人(かひて)は陽気(やうき)不順(ふじゆん)を知(し) らす又(また)は我(わか)手違(てちがひ)悪種(あくだね)等(とう)の差別(しやべつ) を弁(わきま)へ ぬ人(ひと)多(おほ)し能々(よく〳〵)正直(せいちよく)真実心(しんじつしん)を